クマ・シカOUT

クマ対策・シカ対策に

クマ・シカ専用の忌避剤

雨で流れ落ちないように乾燥後は自然コーティングします。

 クマ・シカOUT原液とは?

最近、クマ・シカ被害はイノシシと比べものにならないほど拡散しています。「クマ・シカOUT原液」は、高濃度のとうがらしエキスをベースにしたクマ・シカ専用の忌避剤で、森林や果樹園などを被害から護っています。
クマ・シカOUT原液は、雨天にも樹木から脱落しません。
この「クマ・シカOUT原液」の辛味と苦味の刺激を体験した熊や鹿は、その地域に寄り付かなくなります

無農薬なので、人体や植物に対して薬害を与えません。ベント芝生への心配も一切ありません
ゴルフ場や官公庁緑地帯で鹿など大型動物の忌避剤として使用されています。

※カプサイシン……トウガラシの辛さの主成分。
※苦味チンキ……非常に強烈な苦味を有する成分。(漢方薬センブリに似た味を1000倍以上濃縮した成分)

 クマ・シカOUT 作業方法

クマ・シカに荒らされた場所や荒らされる恐れのある場所に、200倍に希釈した希釈液をじょうろで散布します。特にシカが侵入する場所は広めに散布します。
多くの場合、一回の散布で近づかなくなりますが、刺激剤経験のないシカが来ることもあり安心できません。
いずれ、紫外線により刺激剤が劣化します。改めて散布、または塗布してください。
シカは優しそうに見えても畑や果樹園を荒らす知能の発達した警戒心の強い動物です。油断できません。
多くの場合、特殊な刺激と臭いを嫌いその場を離れますが、中には負けじと頑張るシカもいます。その時は改めて散布をしてください。
要所、要所に何度か集中的に散布することが被害を少なくする方法です。

※小規模な範囲の対策に最適な少量サイズはこちら
  さよならシカさん 内容量250mℓ(散布面積100~150m²)

 クマ・シカOUT 作業方法

全品ともに農薬や他の薬剤は使用していません。

1.200倍以上に希釈すると忌避効果が低下します。
2.希釈する容器は余裕のあるサイズをご用意下さい。
3.散布しやすいサイズのジョウロをご用意ください。
4.散布要領は地面の深さ30㎜を目標にしてください。
  一度で永久に獣害から解放されるものではありません。

 ご使用に当たっての注意事項

1.「さよならシカさん」原液を直接手で触れないでください。
2.作業時にはゴムかビニール手袋を着用してください。
3.溶液が目に入った時や素肌に付着した時は清水で洗い流します。
4.原液に浮遊物や沈殿物があっても品質に影響はありません。
5.直接日光の当たらない冷暗所で保管してください。
6.未開封に限り製造日より5年間有効。
7.食用農産物(野菜、果物)へのご使用はお控え下さい。

 クマ・シカOUT 使用上の注意

1.クマ・シカOUTを直接手で触れないでゴムかビニール手袋を着用してください。
2.お子様の手が届かない場所に保管してください。
3.直射日光の当たらない場所に保管してください。
4.容器に残量がある場合には、しっかりとキャップしてください。
5.食用農産物への散布はできません。

クマ対策・シカ対策ができる専用の忌避剤「クマ・シカOUT 」

 シカの食害について

森林被害をもたらす動物はたくさんありますが、その8割を占めるのがシカだと言われています。元々は植栽木の食害がその大半を占めていたのですが、最近はひのきなどをはじめとする木の樹皮の食害も増えつつあります。これらの被害が増えることが、林業生産をするにあたってのコスト増大につながり、林業を衰えさせることにもつながっています。
シカといえば奈良公園などの可愛い動物を思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、特にシカの生息密度の高い森林では、シカの口が届く場所の植生や枝葉が全くなくなっているということもあり、被害はどんどんと深刻化してきています。このような場所は土壌が流出しやすくなっているため、土砂崩れが起こりやすくなるなどの公益的機能の低下にもつながります。

 シカの被害と駆除について

被害

シカは草食動物であり、基本的には温厚な性格をしています。そのため、人間が直接シカに何らかの被害を受けるというケースは少ないのではないかと思います。しかし、シカが増えることによって人間にとって様々なデメリットが発生します。かつては狼などのシカの天敵がいたことによりその個体数は抑えられていたのですが、狼がいなくなり年々シカの被害に悩む方が増えてきています。
シカにとっての最大の問題点は、仲間が増えることによって食べるものがなくなったという点でしょう。そして、食べ物を求めて人間の行動範囲に姿を見せるようになり、食害が増加しているのです。その食害がもたらす被害として挙げられるのが、林業への被害や土砂崩れ、それから保水力が低下することによって引き起こされる洪水、さらに水質の悪化や砂漠化などになります。
もちろんシカに植生を食べられたからといって、直ちにこれらの被害につながるというわけではないでしょう。しかし早めに対処しないと、取り返しがつかなくなってしまいます。また、単純に鹿が増えることによってその糞も増えることになりますので、不衛生になるという問題も出てきています。

駆除

当社のシカ駆除用忌避剤クマ・シカOUTは、水で薄めてジョーロで散布するだけなので作業が簡単で、広範囲の面での忌避が可能です。樹木にハケで塗布して使用することもできます。また、即効性があり、持続性も高く、無農薬ですので人や動物、植物にも安心・安全です。

 シカ被害を防ぐ方法

シカの被害を防ぐためには、どのようなことをすればよいのでしょうか?シカを駆除する方法はいくつかあります。ここでは、その方法の一部を紹介します。

対策方法メリットデメリット
金網フェンス物理的に侵入を防ぐ。
耐用年数が長くメンテナンスがほとんど必要ない。
初期費用がかかる。
フェンスの高さによっては飛び越えてしまうことがある。
ネット物理的に侵入を防ぐ。一般的なネットでは噛み切られてしまう。
(爆竹・花火)大きな音に驚き侵入を防ぐ。頻繁に利用すると慣れてしまい、効果が薄れる。

 シカの豆知識

生息環境・形態

森林や草原などに生息。
体長は110~170cm、体重は30~110kg。
オスは枝分かれした角を持ち春先になると落下し新たな角に生え換わる。

繁殖

一夫多妻制で2歳で初産をむかえる。出産期は5月下旬から7月上旬。
通常1子出産。交尾期は9月下旬から11月で、妊娠期間は約230日。

行動パターン

本来は昼行性です。
群れを作って行動します。通常オスとメスは別々の群れをつくります。
行動範囲は狭く、0.5~2km² 程度で同じ場所に定着しています。
昼夜問わずに活動するが、2~3時間食べ、2~4時間休みながら反すうする行動を
繰り返します。
昼間は森林の中にいて、農耕地などのへは夜間に出る傾向が強い。

社会性

平均寿命はオスが4~6歳、メスが6~8歳。
母子の群れを形成します。オスは、繁殖期以外は母子の群れから離れて行動します。
縄張りを持たず、食物環境がよい牧草地などの箇所では、極めて高密度の大集団を
形成します。
臆病だが図々しい性格。

感覚

嗅覚が発達しており、臭いで危険を察知します。

能力・運動能力

運動能力は高く、1.5m以上の柵でも飛び越えます。地面の隙間や小さい隙間でも
潜って侵入します。

食物

草食動物でササ・草本類・樹皮・枝・落ち葉・農作物など、様々な餌資源を採食する。